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障害者施設殺傷事件、被告からの手紙が研究者に届く

2023年04月15日

衝撃の手紙

東大助手を27年務め、水俣病の患者調査でも知られる最首悟さん(86)は、妻の五十鈴さん(80)、重い知的・身体障害がある娘の星子さん(46)と3人で暮らしています。2018年4月、彼は驚くべき手紙を受け取りました。差出人は「植松聖」と記されていました。

悲劇の事件

2016年7月26日、相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、職員2人を含む26人が重軽傷を負う事件が発生しました。その被告からの手紙だったのです。

犯人の背景

植松聖(さとし)被告(現死刑囚、事件当時26歳)は、やまゆり園の元職員でした。「意思の疎通ができない人たちをナイフで刺した」「障害者の安楽死を国が認めてくれないので、自分でやるしかないと思った」という供述内容に、社会は大きな衝撃を受けました。

過去の手紙

さらに、植松被告は2016年2月に衆院議長公邸に手紙を持参していたことが判明しました。「障害者は不幸を作ることしかできません」といった内容が書かれていたといいます。

まとめ

相模原市の障害者施設での悲劇的な事件を起こした被告から、研究者である最首悟さんに衝撃的な手紙が届きました。この事件は、障害者に対する認識や社会の在り方について考えさせられる機会となりました。