サイバー攻撃が家庭用ルーターを利用
最近、一般家庭向けの無線LANルーターが乗っ取られ、大手企業へのサイバー攻撃に利用されているケースが全国で確認されています。ルーターの利用者は、無自覚なまま犯罪に「加担」させられ、自分の情報が抜き取られる恐れがあるため、警視庁が注意を呼びかけています。
家庭用ルーターの悪用の実態
警視庁公安部によると、大企業がサイバー攻撃の被害に遭った事件を調査する過程で、家庭用ルーターが攻撃者によって長期間にわたり悪用されていたことが判明しました。2020年以降、複数のルーターが不正に悪用され、中には数年間悪用が続いていたものもあります。
対策はどうすべきか？
このような被害を防ぐためには、以下の対策が必要です。
- ルーターのパスワードを強固なものに変更する
- ルーターのファームウェアを最新版にアップデートする
- 不要なポートや機能を無効化する
- ルーターの設定画面にアクセスする際は、HTTPS接続を利用する
まとめ
家庭用ルーターがサイバー攻撃の道具に利用されていることが判明し、警視庁が注意を呼びかけています。適切な対策を講じることで、自身の情報の保護と企業へのサイバー攻撃の防止につながります。今すぐ対策を見直しましょう。