東日本大震災から1カ月後も余震が続く中、仙台市内で暮らす松尾尚さんは父親が亡くなったとの知らせを受け、福岡で行われる通夜に参列するために、不安と緊張に満ちた道のりを辿りました。この記事では、その時の心境や困難な状況について紹介します。
父親の訃報と出発
松尾さんは通勤途中に父親が亡くなったとの連絡を受けました。職場に行った後、家で荷物をまとめ、仙台駅へ向かいました。入退院を繰り返していた父親に対して、もっとしてあげられることがあったのではと後悔の念に駆られました。
通夜への道のり
通夜は福岡で営まれることになりましたが、仙台空港は復旧工事中で利用できず、まずは福島まで電車で向かうことになりました。余震により、電車は止まってはゆっくり動くことを繰り返し、松尾さんはいら立ちながら、携帯電話で予定の変更や連絡を続けました。
父親との別れに向かう心境
東日本大震災後の不安な日々の中で、松尾さんは父親との別れに向かう道のりを辿りました。心には不安や緊張が押し寄せ、余震が続く状況下での移動はさらなるストレスをもたらしました。
まとめ
東日本大震災後の仙台市民である松尾尚さんは、余震が続く中で父親の通夜に参列するために福岡へ向かいました。その道のりは困難で不安に満ちたものでしたが、松尾さんは父親との別れに向かいました。