新名所が誕生
東京の新宿・歌舞伎町にエンターテインメント施設が詰まった超高層ビル「東急歌舞伎町タワー」が完成し、14日に開業式典が行われました。かつて国内最大級の客席数だった映画館「新宿ミラノ座」の跡地に建ち、劇場、ライブホール、映画館などが入ることで、訪日外国人客も引きつける娯楽拠点を目指しています。
タワーの概要
東急歌舞伎町タワーは、高さ約225メートル、地上48階、地下5階の建物で、水色を基調とした外観デザインは「噴水が勢いよく天に伸びていく姿」をイメージしています。
豪華ホテルも
39~47階には「ベルスター東京」(97室)、18~38階には「ホテルグルーヴ新宿」(538室)と、東急グループが運営する二つのホテルが入っています。ベルスター東京の客室平均単価は8万円以上を想定し、最高級の客室は300万円を超えることから、豪華さが伺えます。
プレミアムな映画館
9、10階には8スクリーン、計752席の映画館「109シネマズプレミアム新宿」が入ります。「全席プレミアムシート」と謳い、一般的なシネコンより最大で約2・3倍という座席は、サイドテーブルや荷物置き場も備えています。音響は故・坂本龍一さんが監修したもので、料金は中央列の「クラスS」が6500円、それ以外の「クラスA」は4500円となっています。
まとめ
新宿歌舞伎町に新たなエンターテインメント拠点「東急歌舞伎町タワー」が誕生しました。劇場、ライブホール、映画館、豪華ホテルなどが入ることで、国内外の観光客を引きつける新名所となることが期待されます。今後、このタワーが新宿エリアの発展に寄与することでしょう。